※ 今年2010 年で情洛会は創立30 周年を迎えます。 本会ではこれを記念いたしまして、下記の通り記念講演会の開催を予定しております。 皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さい。 なお、本講演会は平成22年度情洛会総会との併設イベントとなります。 会員の皆様におかれましては、合わせて積極的なご参加をお待ち申し上げております。
特別講演 大野豊先生(名誉教授)【講演題目】『いくつかの情報関連プロジェクトでの体験について -社会や技術の動き、人や組織との関わり』【講演梗概】 過去約50年間に関わった多くのプロジェクトの中から、若干の例を取り出し、社会や技術の進化、変遷に対応して関係した産、官の組織や人のありかたについて、印象に残っている体験を差し支えない範囲で紹介する。 特別講演 畠中晃弘氏((株)クエステトラ CTO )【講演題目】ナナロク世代が感じてきた ICT 技術の発展【講演梗概】 Windows95 の登場が1995年、iモードの登場が1999年...1994年に京都大学に入学した私は、ちょうどインターネットが一般に普及する時期に大学・大学院 を過ごすことができました。1976年生まれ前後にITベンチャーの起業家・エンジニアが多いことから「ナナロク世代」という言葉がありますが、インター ネット普及期と大学時代が重なりが、私たちに大きな影響を及ぼしているといえます。(私は1975年生まれです)私自身の半生を振り返りながら、ナナロク 世代が感じてきた ICT 技術の発展についてお話したいと思います。 特別講演 石田亨 先生(情報学研究科 教授)【講演題目】『クラウドからクラウドへ:情報技術環境の進化と計算機科学コース』【講演梗概】 クラウド(cloud)コンピューティングが注目を集めています。雲の向こうのコンピューティングはサーバーの管理の必要もなく、登録されたサービスに無 限のスケールアップの機会を提供します。一方、そのサービスを考案し、知識を集積する主体は、無数の人々(crowd)へと広がっていきます。集合知と 言ってもよいでしょう。人工知能のアプローチに代わる、巨大な知能を生み出す取り組みが始まっています。この講演では、今日までの計算機科学コースの歩み と情報技術環境の進化を織り交ぜて紹介しその将来を展望します。 懇親会終了は19時を予定しております。終了後、同期会等のイベントをお考えの方は、 同期の方々へのご連絡に是非情洛会のメーリングリストをご利用下さい。 最新情報の提供はメールおよびWeb http://www.jouraku.kuis.kyoto-u.ac.jp/ にて行う予定です。 |
1.情洛会からのお知らせ >